Revise & Resubmit(修正してくれたら検討しますよ)
Markdownファイルや記事のURLを渡すと、様々な観点でレビューを行い、指摘をする編集部的なエージェントスキルです。とくに説明的な文章に対応しています。
スキルを実行すると、各エージェントがレビューを進めるのでしばらく待ちます。完了したらレポートがWebアプリとして開かれるので、ブラウザで見ます。自分もレビューに参加して指摘を追加できます。
集まった指摘をもとに、原稿は自分で直し、校正を繰り返します。AIは原稿の本文を一切編集しません。
READMEの本文と、AI・人間からの指摘を並べたレビュー画面
左が原稿、右が指摘です。このREADMEをレビューしたときの画面です。
使い方
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インストール
Python 3、Node.js/npm、Claude Code / Codexを用意します。原稿を置くプロジェクトのルートで、使う環境のコマンドを実行します。Claude Code:
npx skills add laiso/revise-and-resubmit --skill revise-and-resubmit --agent claude-codeCodex:
npx skills add laiso/revise-and-resubmit --skill revise-and-resubmit --agent codexスキルはプロジェクト内にインストールされます。詳しくは導入手順を参照してください。
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原稿を渡す
Markdownファイルまたは記事のURLを指定して実行します。次のように呼び出します。/revise-and-resubmit 原稿.md -
赤入れを見る
レビューが終わったら、ブラウザで本文と指摘事項を読みます。 -
自分も赤入れする
本文を選択して指摘を入力し、「保存」を押します。 -
原稿を直す
必要だと思った箇所を自分で修正します。改稿後は再レビューを依頼できます。
なぜ作ったか
今、世間一般で行われている、AIが生成した文章を脱臭スキルでこねくり回すアプローチは、それほど有効ではないと思っています。一方、個人的な体験として、書籍執筆の仕事で編集部とやり取りをして、編集という仕事の力を実感しました。
その経験から、編集部の力を少しでもAIで再現しようと作っているのが、「Revise & Resubmit(修正してくれたら検討しますよ)」です。
このスキルではサブエージェントのコンテキストを分けて、理解の過程、全体の構造、細部の表現をそれぞれ違う視点からレビューします。そこに人間のバイアスやノイズも含めた指摘が加わることで、レビューのスパイスになります。
サブエージェント
flowchart TD
A[原稿] --> B["mind-tail:少しずつ読み、理解の過程を記録・蓄積"]
B --> C[理解の変化を蓄積した読書記録]
A --> D[paper-plot:全体の構造を図示]
D --> E[paper-plot:構造と読書記録を照合]
C --> E
A --> F[slob-police:逐次読み・拒否したら離脱]
C --> G[レビュー画面]
E --> G
F --> G
G --> H[human-feedbox:人間が指摘を追加]
- mind-tail
少しずつ原稿を読みながら理解していく役です。その時点で分かったこと、分からないこと、自分で補ったことを記録し、後の説明で理解が変わる過程を観測できるようにします。 - paper-plot
トップダウンで文章全体を見渡し、段落の役割やつながりを図にする役です。mind-tailの動作が完了してから、読んで積み上げた理解と、全体から見た構造を照らし合わせます。 - slob-police
細部の言い回しをかなり厳しくチェックし、気に入らない表現を探す役です。直訳調の表現、場にそぐわない語彙、内容の薄い長文や繰り返しを嫌い、一箇所でも許せないと不満を述べて読むのをやめます。 - human-feedbox
それはあなたです! ブラウザで赤入れし、人間の指摘もサブエージェントの反応と同列に記録します。
謝辞・参考元
- First Reader(Shubhamsaboo / awesome-llm-apps):文章を少しずつ読ませ、その時点でどう理解したかを聞いて記録する手順が、ワークフロー設計のヒントになりました。
- cognitive-rhythm-writing(k16shikano):理解の足場や説明の流れを追うための観点を参考にしました。
- japanese-tech-writing(k16shikano):状況の把握や用語の指示対象を確かめる観点を参考にしました。
スキルの定義やコードは、主にCodex/GPT-6 Atlasが執筆・実装しました。著者が原稿とレビューを読み、役割や挙動、画面への指摘を返しながら作っています。
このREADMEも、著者が起草し、AIとの会話で構成や表現を検討した後に、自ら修正を行っています。
ライセンス
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